ただ、情報が氾濫する今、丁寧に説明したところで消費者には長い文章を読んでいる時間はない。
見出しと写真を斜め読みし、商品の価格を確認してからそれまでに得た情報に基づいた期待値をもって本文を読み始める。
このため、「まずヘッドラインと見出しで何となく内容の6割がわからるようにする。」ことが重要と説く。
まずは、「誰に情報発信しようとしているのか」を適切に設定しること。
どのような層のターゲットに設定するかによって必要な情報量は大きく左右する。
売れるページは、5つのブロックで構成されている。
①読み手を引き付ける「見出し」
キャッチコピーやリード文で構成される。
②「深い共感」
読み手が抱く悩みや課題を指摘しつつ、商品が解決できると伝える。
③「解決策」
商品を買う必要がある理由に納得感を与える。
④「証拠」
商品が本物である(効果)ことや仕様を示す。
⑤「行動喚起」
買わない理由をなくし購入を促す。
さらに、プラスアルファとして商品の開発経緯や売り手の思いなどが、読み手が感動を覚えるストーリーを受け加えることも有効となる。
しかし、いくら優れたページでも読まれなければ集客・販促につながらない。
ページまで誘導する導線も売り上げに大きく影響する。(日経MJ 11月11日発行)
販促サイトではないが、クラウドファンディングサイトを見ているとストーリーの重要さをとても感じる。ストーリーがある文章とない文章ではまったくの別物に見える。
広告物は、ページとは違い、内容を盛りだくさんにするというよりはビジュアルにもこだわる必要があるように思う。